2023年6月9日公開の実写映画「リトル・マーメイド」の日本語吹き替え版の主人公アリエルの声優に、女優の豊原江理佳さんが抜擢されました。
普段は舞台やドラマで活躍中とのことですが、あまり知名度は高くなく、どんな方なのか知らないという方も多いのではないでしょうか?
歌唱力の高い豊原江理佳さんはドミニカ人の父親を持つハーフで、小さい頃からミュージカルにも出演経験がある
豊原江理佳のwikiプロフィール
引用:シネマカフェ
- 名前:豊原江理佳(とよはら えりか)
- 生年月日:1996年4月8日
- 年齢:35歳
- 出身地:ドミニカ共和国、大阪府堺市
- 身長:156cm
- 国籍:日本
- 好きなアーティスト:長渕剛、吉田拓郎
- 所属事務所:ワタナベエンターテインメント
ミュージカルをはじめ、舞台芸術を中心に活動している豊原江理佳さん。
ドミニカ共和国出身で、1歳の時に母親の出身地である大阪府に移っています。
兄弟はおらず、一人っ子です。
ドミニカで生活していた時の記憶はなく、自分は心は日本人であるという自覚を持っているとコメントされています。
ハーフで父親はドミニカ人のミュージシャン!
豊原江理佳さんは、ドミニカ人の父親と日本人の母親を持つハーフです。
ドミニカ人の父親の職業は音楽家。
名前や顔画像などは公開されていませんが、打楽器メインのラテン系の作曲をされているようです。
父親の影響で生まれた時から家には音楽があったという豊原江理佳さん。
幼少期から歌に親しみ、長渕剛さんや吉田拓郎さんが好きなのも父親の好みによるものなんだとか。
豊原江理佳さんが4歳の頃まで日本で父親も同居されていましたが、その後父親はドミニカに戻り別れて生活することとなりました。
豊原江理佳の出身高校&大学はどこ?
豊原江理佳さんの学歴一覧がこちら。
- 出身小学校:?
- 出身中学校:大阪女学院高等学校
- 出身高校:大阪女学院高等学校
- 出身大学:大阪芸術大学
小学校と中学校は不明ですが、地元大阪府堺市内の公立校に通っていたと考えられます。
続いて、高校と大学時代のエピソードなどを詳しく見ていきましょう。
出身中学は大阪女学院中学校
豊原江理佳さんの出身中学は、大阪女学院中学校です。
引用:大阪女学院中学校高等学校
大阪女学院高等学校は、大阪市中央区にある私立の女子中高一貫高校でお嬢様学校。
偏差値は53。
豊原江理佳さんはこの中学校に中学受験で入学しています。
中学時代は帰宅部でしたが、ミュージカルの養成所に通学して演技や歌を学んでいました。
しかし、中学3年生のときに両親から「ミュージカル以外の選択肢も持っておいた方が良い」というアドバイスを受け、舞台の世界から一旦離れることとなりました。
出身高校は大阪女学院高等学校
豊原江理佳さんの出身高校は、大阪女学院高等学校です。
引用:大阪女学院中学校高等学校
高校の偏差値は62〜67で、英語に力を入れた進学校としても有名です。
豊原江理佳さんは中学受験し入学した大阪女学院にて、エスカレーター式で内部進学されました。
大阪女学院高等学校のサイトには、留学経験のレポートや高校1年生の時の読書感想コンクールで豊原江理佳さんの名前が掲載されています。
高等学校 読書感想文コンクール結果(2013年3月12日)
佳 作 高校1年 豊原江理佳 おとうと
出身地や名前の漢字、年齢から逆算した学年とも一致していますので、ご本人で間違い無いと思われます。
中学3年生の頃に一度舞台の世界から離れましたが、高校生になり進路を考え「やはり舞台に立ちたい」と思うようになったそう。
ちなみに大阪女学院高等学校は芸能人の卒業生として北川景子さんや福本莉子さんを輩出しています。
高校時代にアメリカへ留学
大阪女学院高等学校は英語に力を入れているということもあり、豊原江理佳さんは2011年、高校時代に1年間留学されています。
留学場所はアメリカ・ミシガン州の南部で、現地では演劇部に入っていました。
演劇部ではミュージカル「アニー」のアニー役を演じたそうです。
留学レポートでは、日本とのカルチャーの違いを感じ、自分から発信することの必要性などが勉強になったと書かれていました。
高校卒業後も単身でアメリカへ
豊原江理佳さんは、高校卒業後19歳のときに3ヶ月間アメリカに行っています。
「ブロードウェイに行きたい」と思った豊原江理佳さんは、その3日後にはアメリカに渡っていたそう。
ダンスと芝居のワークショップを受けるためにビザを取りニューヨークに単身で渡り、父親の友人のミュージシャン宅にホームステイしていました。
「最初はブロードウェイに挑戦したいと思って、アメリカまで行ったのですが、何のキャリアもない人にはやっぱり厳しい世界だなと実感しました。そこで出会った先生に『まずは日本でキャリアを積んでから挑戦したほうがいい』と言われて、『日本に居ながらでもオーディションは受けることもできるし、今のあなたは履歴書が真っ白だから、1度日本に戻ってキャリアを積んだほうがいい』と。それで日本に帰ってきて、芸能プロダクションなどをいろいろと探し始めました」
引用:Deview
ニューヨークでは、プロを目指してテリーシュライバースタジオで、歌唱指導はローラ・メイナード、演技指導はロバート・バッレグに本格指導を受けています。
ちなみに、ホームステイ先が父親の友人だったことは全くの偶然!
ホームステイ先へ偶然かかってきた電話の相手がミュージシャン仲間の父親で、その事実が判明しました。
豊原江理佳さんは数年ぶりに会話をして、号泣。
その姿を見たホストファミリー、父親の友人はドミニカ行きの航空チケットをすぐさま取得。
豊原さんは翌日ドミニカへ飛び立ち、父親と再会を果たしました。
ドラマや映画に出てくるような、奇跡的なエピソードですね。
出身大学は大阪芸術大学
豊原江理佳さんの出身大学は、大阪芸術大学です。
引用:大阪芸術大学
ニューヨークから帰国後、「日本でミュージカルを学びたい」と考えた豊原江理佳さんは、受験をして大学に入学しました。
大阪芸術大学には様々な学部がありますが、豊原江理佳さんは高校時代から舞台俳優の道を目指していたため舞台芸術学部(偏差値49~53)を選んでいたのでは無いかと考えられます。
しかし、大学1年生の6月にワタナベエンターテインメント主催のミュージック「アップル・ツリー」のオーディションに受かり、舞台出演することが決定。
その後ワタナベエンターテインメントに誘われたことがきっかけで実質1ヶ月しか通っていない大学を中退され、本格的に芸能活動を開始しました。
【画像】豊原江理佳の経歴はアニーの舞台子役出身!
音楽家の父親を持ち、幼少期から音楽に興味のあった豊原江理佳さん。
「ミュージカルをやってみたい」と母親に話すと、すぐに養成所スクールを探してきてくれたそうで、9歳の時に地元のミュージカルに出演されました。
そして、2008年、ミュージカル「アニー」のアニー役(荻野七穂とWキャスト)でデビュー。
アニー時代の画像がこちらです。
引用:Drama&Movie
引用:ORICON NEWS
面影が残っていて、とても可愛いですね。
その後は先にも紹介した通り、学業に励みながら留学をして音楽と演劇を学び続けました。
- 2011年:元ブロードウェイ俳優のマイケル・ステューバーに師事、ダンスレッスンを受ける
- 2015年:ニューヨークに留学。リー・シュライバー・スタジオで演技、歌唱、ダンスの指導を受ける
- 2016年:ミュージカル『アップル・ツリー』バーバラ役
- 2023年:ディズニー実写ミュージカル映画『リトル・マーメイド』の日本語吹き替え版で主人公のアリエルの声及び歌唱を担当
2016年の『アップル・ツリー』出演後は、年間2〜4本のペースで舞台に出演。
近年は、『ホームルーム』(2020年、MBS)や『だから私はメイクする』(2020年、テレビ東京)など、ドラマ出演もされています。