毎年12月に開催されている、お笑い界最大のイベント「M-1グランプリ」。
毎年出場者とともに注目されているのが、審査員です。
若手漫才師日本一を決める大会だけあって、豪華な面々が審査員席に並んでいます。
今年の審査員は誰になるのでしょうか?
また、審査員の選出についてネット上では批判的な声が上がって議論が起きたり、「この人にやってほしい」という「理想の審査員」に関するつぶやきも多く上がっています。
この記事では、
- 今年のM-1の審査員は誰になるのか
- 審査員選出基準への疑問・批判の声
- 誰になってほしいのか、理想のM-1の審査員
といった、気になる情報をまとめてお届けしていきいます。
【2023年】M-1審査員は誰?歴代審査員やネット予想まとめ
2023年12月24日に決勝を迎えるM-1グランプリ。
今年の審査員はまだ発表されていません。
ここでは、歴代の審査員の顔ぶれなどから今年の審査員を予想していきたいと思います。
M-1審査員歴代メンバーまとめ
M-1グランプリは2001年に始まり、2010年に一度終了。2015年に大会が復活しています。
復活した2015年以降の審査員の顔ぶれはこちら。
開催年 | 優勝コンビ | 審査員 |
2015年 | トレンディエンジェル |
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2016年 | 銀シャリ |
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2017年 | とろサーモン |
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2018年 | 霜降り明星 |
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2019年 | ミルクボーイ |
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2020年 | マヂカルラブリー |
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2021年 | 錦鯉 |
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2022年 | ウエストランド |
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2023年 | ?? | ?? |
大会が復活した2015年は、過去の大会優勝者を多く起用し9名という史上最多の審査員人数となりました。
翌年の2016年には大会初期から審査員を務めていた松本人志さんが復活し、審査員の人数は5名と最少規模に。
その後は2018年から2021年まで同じ顔ぶれが続きましたが、2021年の大会を最後にオール巨人さんと上沼恵美子さんが審査員引退を発表。
2022年は過去に審査員を務めた博多大吉さんと、新たに山田邦子さんが起用されました。
今年のM-1審査員は誰?予想まとめ
2023年のM-1審査員は、2022年と大きく変更はないと考えられます。
2023年11月現在の段階では、2022年の審査員メンバーから引退宣言などは出ていません。
審査員の人数についても、近年変更も見られないため、2017年から続く7人体制になると見られます。(最終決戦の審査などにベストな人数と考えられるため)
2022年に初めて審査員を務めた山田邦子さんには採点基準などに疑問・批判の声もあがっていましたがご本人からは引退などのコメントは出ていません。
ですので、予想としては2022年と同じく
- 松本人志(ダウンタウン)
- 中川礼二(中川家)
- 富澤たけし(サンドウィッチマン)
- 塙宣之(ナイツ)
- 立川志らく
- 博多大吉(博多華丸・大吉)
- 山田邦子
上記の方々が審査員を務める可能性が高いでしょう。
M-1の審査員選出基準に「おかしい」の声も?
M-1グランプリの審査員は、これまで多くのベテラン芸人が選出されてきました。
現在は大会初期から審査員を務めてきた松本人志さん、大会復活から審査員を継続している中川礼二さんを除いては、数年単位で変動を繰り返しています。
人気な大会なだけあって、ネット上では審査員の選出基準にもさまざまな意見が出ています。
なんで審査員に立川志らくがおるんやろ。
毎回不思議なんやけど。— 仁BUMP@あでゅら〜 (@msy_nko) December 18, 2022
山田邦子がなんぼお笑いの先輩と言ったとて、
漫才の審査員には無理がある。漫才しない人に、なんで審査員させたのかな。
ビートたけしならわかる。山田邦子は、ないわ。😂
— 粉雪 (@powder_snow_0) January 1, 2023
近年では、立川志らくさん、山田邦子さんについて「なぜ選出されたのか」という疑問が目立っています。
立川志らくさんは師匠の立川談志さんが大会初期に審査員を務めていたから、という理由が考えられます。
山田邦子さんは前年に審査員を引退した上沼恵美子さんの代わりとなる「女芸人枠」として選ばれたと思われます。
ただ、上沼恵美子さんは元々漫才コンビで活動されていて、“西の女帝”と言われるほどの実力を持っておられた方です。
山田邦子さんはピン芸人出身でバラエティタレント的な活動が長かったため、「漫才を審査できるのか」と疑問に思っている方が多いようです。
M-1の審査員は誰がいい?なってほしい理想の芸人まとめ
M-1グランプリの審査員の選出は、毎年さまざまな議論を巻き起こしています。
では、お笑いファンは誰が審査員になってほしいと思っているのでしょうか?
審査員をやってほしい芸人ランキング
まずは、2021年11月にネット上で実施された「お笑い賞レースで審査員をやってほしい芸人ランキングTOP10」の結果を紹介させていただきます。
アンケートの結果がこちら。
- 1位:富澤たけし(サンドウィッチマン)
- 2位:博多大吉(博多華丸・大吉)
- 3位:バカリズム
- 4位:有吉弘行
- 5位:中川礼二(中川家)
- 6位:今田耕司
- 7位:設楽統(バナナマン)
- 8位:田中卓志(アンガールズ)
- 9位:小峠英二(バイきんぐ)
- 10位:川島明(麒麟)
※有効回答者数:10~40代の男女(性別回答しないを含む)5,525名/調査日:2021年11月11日
これまで実際に審査員を務めた経験のある富澤たけしさん、博多大吉さん、中川礼二さんのほか、バカリズムさんや有吉弘行さんといったピン芸人、長年大会の司会を務めている今田耕司さん、コントをメインに活躍されている設楽統さん、田中卓志さん、小峠英二さんといったベテラン芸人の名前があがっています。
理想の審査員は誰?
ネット上では、M-1の審査員について「この人にやってほしい!」といった意見が多くあがっています。
“理想の審査員”として名前が多くあがっていた方をまとめたものがこちら。
太田光(爆笑問題)
有田哲平(くりぃむしちゅー)
哲夫(笑い飯)
石田明(NON STYLE)
山内健司(かまいたち)
海原ともこ(海原やすよ ともこ)
上記の方々の共通点を挙げるとすると、
- 漫才の実力があるベテラン芸人
- ネタ作りを担当
- 感覚派<理論派(ロジカルな考察ができる)
といったところでしょうか。(一部当てはまらない方もいるかもしれませんが)
有田哲平さんはM-1を毎年予選からチェックしているほどのお笑い好きなことを明かしており、実際に過去に審査員のオファーがあったことを明かしています。
東西、吉本・非吉本のバランスを考えるととても難しいですが、有田哲平さんは現時点でベストな人選なのかもしれませんね。