2023年6月2日、元タレントの上岡龍太郎さんが亡くなっていたことが判明しました。
2000年4月に芸能界を引退してからはメディアに出ることはなかった上岡龍太郎さん。
死因についてネット上では「医療事故」というキーワードも急浮上しているようですが…真相が気になります。
今回は、上岡龍太郎さんの死因や引退後の生活に関する情報をお届けしていきます。
上岡龍太郎の死因は医療事故ではない!
上岡龍太郎さんが2023年5月19日に大阪府内の病院で亡くなっていたことが分かりました。
81歳でした。
ネット上では、上岡龍太郎さんの名前を調べると「医療事故」というワードが出てきます。
上岡龍太郎さんの死因が医療事故だったの?
と思えてしまいますが、こちらは以前上岡龍太郎さんが出演されていた「探偵!ナイトスクープ」で放送された内容によるものでした。
上岡龍太郎さんが初代局長を務めた「探偵!ナイトスクープ」の過去の放送で、医療事故を扱った回がありました。
医療裁判を起こしたいという依頼主でしたが、医療裁判になると証人として裁判に出廷する必要があり、時間もかかり面倒ということで多くの医師は診断書を書くことを拒否。
そんな中で、番組に出演していた西川史子さんは「私が書きます」と即答し、ネット上でも賞賛の声が寄せられました。
ただ、過去の放送ということで番組の動画等も残っておらず、ネット上の情報も少なく“幻の回”となっているため、今でも検索をする人が多いようです。
上岡龍太郎さんにまつわる医療事故のエピソードは、上記のナイトスクープの放送内容くらいしかないため、死因とは全く関係がないと言えるでしょう。
上岡龍太郎の本当の死因とは?
上岡龍太郎さんの本当の死因は、
肺がんや間質性肺炎
とされています。
間質性肺炎とは、何かしらの原因で肺が硬くなっていき、次第に呼吸がしづらくなったり、咳が出たりする病気です。
細菌やウイルスが肺に感染し、熱や咳、痰を伴う肺炎とは違い、間質性肺炎は肺の傷が数ヶ月から年単位でゆっくり拡がり傷が固まっていくため、無症状か軽い息切れ、痰を伴わない乾いた咳を生じたりします。
進行してしまうと、日常生活でも酸素投与が必要になったり、急激に呼吸状態が悪化したり、肺がんを併発される方もいるとされています。
上岡龍太郎は引退後は病気療養していた?
上岡龍太郎さんは、引退後メディアに出ることはなく、体調面含め現在の生活は謎に包まれていました。
一部メディアでは引退後は悠々自適に暮らしていたとも報じられています。
体調面については、逝去後の報道でこのような情報が明かされていました。
もともと不整脈のような症状があった
2013年3月末、医師から「心筋梗塞の気配がある」と言われた(即入院とはならなかった)
趣味だったゴルフも「体調が落ち着くまで、少なくとも半年は控えるように」と告げられ、療養に努めた時期もあった
その後は体調も回復し大阪市内のマンション周辺では散歩や買い物に出かける姿も目撃されていた
引退後しばらくは大きな病もなく過ごされていたようですが、息子の小林聖太郎さんは近年の体調についてこのようなコメントを出されていました。
「昨年秋ごろ、積極的治療の術がなく本人も延命を求めていない、と知らされた時に少しは覚悟しておりましたが、あれよあれよという急展開で母も私もまだ気持ちが追いついていない状態です」
引用:日刊スポーツ
2022年秋頃には治療が難しい状態になっていたようです。
芸能界もキッパリと辞められた上岡龍太郎さん。延命についても潔く決断されて最期を過ごされていたようです。