1970年代に連続企業爆破事件を起こした過激派組織「東アジア反日武装戦線」のメンバー、桐島聡容疑者の身柄が確保されました。
49年にわたり逃亡し続け現在70歳となった桐島聡容疑者は末期癌で重篤状態で、神奈川県内の病院に違う名前を名乗って入院していました。
この記事では、桐島聡容疑者の入院先の病院はどこなのか、また名前を偽って入院できた理由などを紹介させていただきます。
【特定】桐島聡の入院先の病院は神奈川県のどこ?
桐島聡容疑者の入院先の病院は、
医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院
です。
報道時に公開された映像から特定ができました。
建物の外観や周囲の環境も一致しています。
確保時当日には、湘南鎌倉総合病院の前に多くのマスコミが押し寄せていたという目撃情報も多くあがっていたため、間違いはないでしょう。
湘南鎌倉総合病院は、神奈川県鎌倉市にある私立の総合病院です。
日本屈指の高度急性期病院として稼働しています。
桐島聡容疑者がなぜこの病院を選んだのかは不明です。
報道では、桐島聡容疑者が「海外に潜伏していたが最期は日本が良かった」と証言しているとされていました。
帰国後に潜伏していた住居(自宅)や職場が近かったのかもしれませんね。
桐島聡の偽名や入院できた理由はなぜ?
桐島聡容疑者は、湘南鎌倉総合病院に偽名を使って入院していました。
自ら「桐島聡です」と名乗り出るまでは、偽名だと気付く人はいなかったようです。
桐島聡容疑者が病院で使用していた名前については明かされていません。
偽名で入院ができた理由については、保険証の偽造、もしくは他人の保険証を借りて不正使用していたことなどが考えられます。
報道では、桐島聡容疑者が工務店で働いており、職場の同僚がつき添って病院にきたという情報も出ていました。
ある程度の社会性を持った生活をしていたようですので、70歳になるまで一回も病院にかかったことがないということは考えにくいです。
つまり、確保されるまでの間は49年間偽造の保険証を使い続けていた可能性が高いということです。
今回の問題から、ネット上では「紙の保険証だから偽造が容易だった」「やっぱりマイナ保険証に移行すべき」との声もあがっています。
マイナ保険証の利用率は2023年12月時点で4.29%となっています。
ただ、マイナ保険証だからと言って絶対に偽造できないかといったらそんなことはありません。
この一件でマイナ保険証を完全移行したほうが良いと判断するほど簡単な話ではないですね。